四季彩
2006年 11月 
KISO PhotoGallery(c) 写真家 山口勝廣

少し遅い晩秋、開田西野からの御嶽は既に雪化粧、曇天の中寒々とした姿を僅かに仰ぎ見る。里の紅葉に彩られ南木曽町妻籠の文化文政風俗絵巻が賑々しく繰り広げられた。枯葉が舞い風は冷たく冬直前の佇まい。


≪晩秋・秋の彩り≫
 

例年に比べ10日ほど遅い木曽路の紅葉、三岳や南木曽の山間や渓流沿いの峪筋に
黄から赤への装いも華やかに、まるで手招くように風に揺らめいて迎えてくれた。








≪馬頭観音≫
 
― 木曽町開田末川

木曽駒と呼ばれる日本在来種の小型で強健な馬は、此処開田地域で多くが家族同様大切に飼育されてきた。
一時絶滅の危機に瀕したが、現在は保護回復してきた。木曽地方には、馬の霊を慰める馬頭観音像が多い。




≪文化文政風俗絵巻之行列≫ ― 南木曽町妻籠

第39回を迎えた江戸期文化文政の風俗を模した絵巻は、一般の参加者も交え
晩秋の木曽路、今年最後の祭りとして南木曽町妻籠宿で賑々しく繰り広げられた









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木曾語り三六五〇夜
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