|
元旦、新年の木曽御嶽はその一部を雲に覆われ、2日、3日と黎明の姿を追った。午前零時を回った三岳御嶽神社は初詣姿の人も少なく木曽三岳の地は静かに年明けを迎えた |
正月2日、木曽路は静かに年明けを迎え、凍てつく大気に人影も少ない。寒い時期の街道屋宿場には、この季節独特の侘しさや冷気に包まれ、一段と古の面影を強く感じる |
1984年9月14日、木曽郡大滝村を震源とする長野県西部地震が発生。この大地震は御嶽山の一部を崩し(御嶽崩れ)、大量の土砂が王滝川をせき止め周囲5キロの神秘的な雰囲気の漂う湖となって、立ち枯れの大木が湖面に林立する姿を今にとどめている。 |
木曾語り三六五〇夜 ALL RIGHTS RESERVED COPYRIGHTS (C)2000-2011 Katsuhiro Yamaguchi |
http://kisogatari.que.ne.jp/ |
katsuya@juno.ocnne.jp |