季行分
2002年 (平成14年)  
KISO PhotoGallery (c)写真家 山口勝廣


2002年、厳寒の木曽路は新年を迎え、悪魔祓いの獅子舞が集落を廻り、光り溢れる春から峰峰を越えて流れる神楽囃子の夏祭り、山には緑の風が吹き渡り、鳥の囀りの季節を迎える。マツムシソウが風に揺れ、山が色づき始めるとまもなく冷たく厳しい冬が訪れる。

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木曾語り三六五〇夜 2002年11月
木曽路の秋が深まって紅葉が里に下りてきた。
寒気は立冬前に早くも色づいた木樹の上に初雪を降らせ、里では大急ぎの冬支度。時雨に一線の光芒、赤蕪が一際鮮やかに。

木曾語り三六五〇夜 2002年10月
華やかな花馬祭りの夜、五宮神社では伝統の田立歌舞伎が演じられた。今年は3〜4年に一度の子供歌舞伎で外題は「絵本大功記十段目・尼崎之段」村民の拍手喝采を浴びた。


木曾語り三六五〇夜 2002年9月
上松祭り 木曽路の秋は上松町諏訪神社の例祭から始まる。前夜祭として江戸期から伝承される獅子神楽や獅子狂言の地歌舞伎「芸ざらい」が若宮八幡宮で演じられる。
木曾語り三六五〇夜 2002年8月
木曾義仲たいまつ祭り 「木曾義仲たいまつ祭り」は、越中倶利加羅峠の戦いで義仲が火牛落しの戦術で勝った故事に由来した祭りで、松明を持った町の人々と騎馬武者が行進。



2002年5月 - 木曾語り三六五〇夜2002年5月
乾山講社
青い空、光る雲
緑の風が吹き渡り皐月の空に鯉が泳ぎわたる。
清冽な流れに山は呼応し生への息吹満ち溢れる。。

2002年4月 - 木曾語り三六五〇夜2002年4月
大泉寺の桜
春が来た。
野にも山にも光り溢れ、蝶が舞い鳥が囀る。南から北へ桜前線が駆け上がる。

2002年3月 - 木曾語り三六五〇夜2002年3月
雪の奈良井宿
3月、20日も過ぎると木曽谷も南の地域から光が増し、梅や桃の香りが広がり子供たちの華やいだ声が聞こえてくる。奈良井宿は未だ雪。


2002年2月 - 木曾語り三六五〇夜2002年2月
崖屋造りの家 厳しい寒さの中、木曽谷は今日も雪の朝を迎えた。
木曽川本流−木曽福島町崖屋造りの家、ただ声もなく静寂のみ。


2002年1月 - 木曾語り三六五〇夜2002年1月
与川獅子 「南木曽町与川の正月獅子舞」
三年に一度、集落の全戸を訪問悪魔祓いと家内安全を祈願する。
静かな元旦の朝、笛、太鼓の音が響きわたる。





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木曾語り三六五〇夜
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